1/72 P40M Warhawk(2) [HOBBYBOSS]
今回はコクピットの塗装からです。
まずはガイアノーツのサーフェイサーEVOグレイでサフ吹きです。
サフ吹き後です。
グレイの成形色にグレイサフなんで、あまり変化が分かりませんが・・・。
この状態でサフの乾燥を待ちます。
暫く作業が出来ない日が続き、1週間程してから再開です。
コクピットの塗装からです。
ベースカラーをどうしようか迷ったんですが、全体的に以前作製したスピットファイアと同じようなカラーリングになるんで、コクピットも同じようにします。
スピットファイアはタミヤアクリルのコクピットグリーン(日本海軍コクピット色)をベースに色々、調色したんですが、今回は簡単にファレホのイタリアンタンククルーカラーを使います。手持ちの塗料の中でこれが一番色合いが近い感じがしたんで・・・。
塗装前です。
コクピットは筆塗りで進めます。
塗装後で乾燥前の画像ですが、中々、近い色合いです。
そこまで拘らないんで、これで充分です。
胴体側も塗装しました。
次はシートを水性ホビーカラーのあずき色で塗装します。
あずき色が乾燥するのを待つ間、操縦桿とスロットルレバー?をファレホのニューウッドで塗装します。
操縦桿とスロットルレバー?の塗装後です。
シートは1回塗装しただけでは、塗装がムラムラなんで乾燥後に重ね塗りします。
次に操縦桿のグリップと根元のゴムのダストブーツをブラックで塗装します。
塗装後です。フロアのブラックのはみ出しは乾燥後にリタッチします。
あと計器盤部分もブラックで塗装します。
何故かこのキットには計器盤のデカールがありませんので計器盤はこれで完了です。
まあ、組立後は全く見えなくなるんで構いませんが。
次はシートとヘッドレストに塗装を重ねて塗装完了です。
次にフットペダルをナチュラルスティールで塗装します。単純にシルバーにしなかったのは、何となくです。特に理由があった訳ではありません。
塗装後です。
ガンメタに近い黒っぽい暗いシルバーです。
最後に各部の塗料のはみ出しをリタッチしてコクピットの塗装は完了です。
今回はこれで終了です。
1/72 P40M Warhawk(1) [HOBBYBOSS]
今回は久しぶりの大戦機です。
HobbyBossの1/72のカーチスP40M Warhawkです。
シャークマウスの機体を作りたくなって購入していた物です。
早速、中身の確認です。
中身は少なくシンプルです。
何と凄いのが、主翼と胴体はここまで一体成型されています。
主翼を下からにひっくり返した状態、胴体は横から見た状態です。
繋ぎ目消しで手間の掛かる部分が既に出来上がっています。
他のパーツのランナーはこんな感じです。
少ないです・・・。
クリアーパーツはキャノピーのみです。
ただ、既にランナーから外れてました・・・。
まあ、キャノピーに傷等はありませんので問題なしです。透明度も問題なしです。
あとは説明書とデカールです。
では、作製に入ります。
まずはコクピットからです。飛行機模型のセオリーですね。
パーツはシンプルでフロア、操縦桿、シート、バルクヘッドの4つだけです。
モールドも最低限という感じです。
ちなみにバルクヘッドには中央に押出ピン跡がありますが組み立てると見えなくなるんで、このまま放置です。
コクピットの組立後です。
各パーツを仮組みしてパーツの合い具合を確認します。
胴体と主翼の合わせ目に結構な隙間が出来ます。折角の一体成形なのにパーツの合いが悪いのは勿体無いですね。
プロペラも組み立ててみます。
組立後です。多少バリがあり、バリ取りの必要がありましたが特に問題はありません。
機体に仮組みするとこんな感じです。
増槽と爆弾を組み立てます。
説明書ではどちらか一つを搭載するようになるんですが、両方組み立てておきます。
どちらを搭載するかは、後でボチボチ考える事にします。
組立後です。
増槽は上手く繋ぎ目が分からなくなっていますが、爆弾は接着剤が硬化したら繋ぎ目消しが必要です。
胴体と主翼の繋ぎ目の隙間ですが、バリがあるのと内部のこの部分のサイズがあっておらず(上に長い)、上がつかえる事が原因のようです。
それでバリ取り、擦り合わせをして様子を見ていきます。
少しずつ擦り合わせして、これくらいにはなりました。
大分、マシになりましたが、隙間は完全には無くなりません。
接着してからパテで埋める事にします。
ちなみに胴体と主翼を何度も付け外ししてパーツの合いを確認するんで、ダボ穴にニッパーで切れ目を入れて、パーツを外しやすいようにしました。
ガンプラで良くとられる手法ですね。
今回はこれで終了です。
オウルベアー&ゴブリン(7) [ZEALOT社]
今回でオウルベアーとゴブリンは最終です。
タミヤアクリルのフラットクリヤーでトップコートします。エアブラシを使います。
トップコート後です。
これで全体がツヤ消しになりましたが、オウルベアーの瞳や口の中、手脚の爪、ゴブリンの口の中は半ツヤで仕上げたいんで、ファレホのサテンヴァーニッシュでコートします。これは筆塗りです。
これで作業は全て完了しました。
無事、完成しましたんで恒例の色んな角度からの画像です。
まずはオウルベアーからです。
正面からスタートです。
この画像を撮影したのが5:34でちょうど朝日が差し込んでくる時間です。
そのため、光の加減で実際の見た目より白っぽい画像になってしまいました。
実際の色合いはトップコート後の画像になります。(トップコート後の画像は朝日の昇る前の4:45に撮影)
グルッと回ります。
このアングルは躍動感があって良い感じです。
後ろからです。
凶暴な感じが出せたかなあ。
真上からです。
次はゴブリンです。こちらも白っぽい画像になりましたが、グルッと一周します。
性格の悪そうなゴブリンらしい良い表情です。
真上からです。
塗装前にやった睨み合いの画像ですが、色が付くとこんな感じになりました。
色が付く前がこうだったんで、やっぱり色が付くと表情豊かになりますね。
角度を変えてもう一枚。
到底、ゴブリンに勝ち目は無さそうですね。
オウルベアーとゴブリンが手を組んでこちらに向かってくるとこんな感じでしょうか。
ゼロテ社のフィギュアは非常に造形が良く、比較的リーズナブルな価格の物も多いんで、ファンタジー系のフィギュアに興味がある方にお勧めです。
今持っているメタルフィギュアの塗装と並行してゼロテ社のフィギュアも集めていきたいですね。
今回は無事、イメージどおりに仕上げる事が出来て満足です。
オウルベアーとゴブリンのフィギュアはこれで完成です。
オウルベアー&ゴブリン(6) [ZEALOT社]
今回はゴブリンの続きです。
順番に各部を塗装していきます。
まず、口ですがベースカラーとしてゴーリーレッドで塗装します。
塗装後です。
左手の石包丁にベースカラーのストーンウォールグレイを塗装します。
塗装後です。
服の帯?をブラックで塗装します。
塗装後です。
口のハイライトとしてブラッディーレッドを重ねます。
これで口の中に明るい部分と暗い部分の変化が付きます。
次に石包丁の柄の部分をニューウッドで塗装します。
塗装後です。包丁本体と左手の間が塗りにくかったです。
左手のリストバンドをマジックブルーで塗装します。
塗装後です。
歯と腰の髑髏の飾りをボーンホワイトで塗装します。
塗装後です。これでベースカラーは終了し、まだ色が入っていないサフのままの部分は無くなりました。
次に石包丁の本体に水性ホビーカラーのエアクラフトグレーを薄く適当に重ねて変化を付けます。ベースカラーのストーンウォールグレイを塗り潰さないよいに注意します。
塗装後です。これで少し立体感が出ます。
次は歯と腰の髑髏飾りにホワイトでハイライトを入れます。
ハイライト後です。これでどちらもハッキリした見た目になります。
ミドルストーンで服の皺の奥まった部分にシャドウを入れます。
シャドウ塗り後です。これで服も平坦な状態から立体感が増します。
あとブーツを縛る紐も塗っています。
石包丁の刃の部分にシルバーグレイを塗ります。
シルバーグレイ塗装後です。
刃の部分が少し光るような感じが出ました。
腰の紐を水性ホビーカラーのジャーマングレイ(退色)で塗装します。
紐の塗装後です。
舌の上側にホットオレンジでハイライトを入れます。
ハイライト後です。
緑の肌以外の部分にブラックウォッシュを掛けます。
ブラックウォッシュ後です。
全体的に陰影が付いて、トーンが整います。
塗装の最後に肌の部分にグリーンウォッシュを掛けます。
グリーンウォッシュ後です。
これで肌の部分も良い感じで質感が整いました。
これでウォッシュの乾燥を待ちます。
今回はこれで終了です。
オウルベアー&ゴブリン(5) [ZEALOT社]
今回はオウルベアーの仕上げと手付かずだったゴブリンの塗装の続きです。
オウルベアーの土台の緑部分に手を加えます。
更に変化を付けていきます。
以前にボークスでファレホの塗料を購入した際にオマケで貰ったイタリアンタンククルーカラーを使います。ちょうど、緑色の一つとして使います。
塗装後です。
ゴブリンの肌のシャドウ色としても使いました。腕や脚の下側になる部分です。
次にオウルベアーの羽や顔、頭にブラックウォッシュを掛けます。
ブラックウォッシュ後です。
脚先もブラックウォッシュを掛けておきます。
次はライバリーグリーンでハイライトを入れます。
ハイライト後です。
ゴブリンの肌にもハイライトを入れておきます。
次にオウルベアーの茶色部分にアンバーウォッシュを掛けます。
ウォッシュ後です。
これで全身のトーンが整います。画像では変化が分かり難いですが・・・。
土台の倒木にもアンバーウォッシュを掛けておきます。
次に土台の緑部分にグリーンウォッシュを掛けます。
これで緑部分もトーンが整いました。
オウルベアーの最後は瞳の周囲をスミ入れしてシルバーのはみ出しを修正します。
タミヤのスミ入れ塗料のブラックです。
スミ入れ後、余分なスミ入れ塗料を拭き取った後です。
瞳の周りに黒い縁取りが出来てシルバーのはみ出しは消えました。
これでオウルベアーはトップコートを残すのみとなりました。
これからはゴブリンに集中して作業を進めます。
ゴブリンの服を塗装します。
どんな色にしようか迷ったんですが、ゴブリンなんで良い生地の物を着ているはずもないでしょうから、ズタ袋のような生地で充分だろうとイメージします。
バフの塗装後です。
中々、良い感じです。イメージにかなり近いです。
次はサンダル?をファレホのレザーベルトで塗装します。
革で作成したサンダル状の物を履いているというイメージです。
レザーベルトの塗装後です。
これもベースカラーとしてはイメージどおりです。
今回はこれで終了です。
オウルベアー&ゴブリン(4) [ZEALOT社]
今回はオウルベアーの続きです。
両手の肉球をジャーマングレイで塗装します。
塗装後です。濃い茶色でも良かったかな。
まあこれでもおかしな感じはしないんで様子見です。
併せて羽根の部分に所々、ジャーマングレイを入れてフクロウの羽根を再現します。
アップにすると粗が目立ちますが、パッと見た感じではフクロウの羽根らしくなりました。
次に手足の爪をフラットブラックで塗装します。
塗装後です。
ただ、爪は最終的にはサテンバーニッシュで半ツヤに仕上げようと思います。
あと、目の上から耳の上までのラインもフラットブラックで塗装しました。
次にタミヤアクリルのレッドブラウンで頭の後ろや背中の毛の部分にハイライトを入れます。
ハイライト後です。
次に腕や脚の毛の部分にダークフレッシュトーンにホワイトを少し足したものでハイライトを入れます。
ハイライト後です。
かなり微妙な変化です。
次は瞳の仕上げです。
タミヤアクリルのクリヤーオレンジを重ね塗りします。
重ね塗り後です。
良い感じになりました。
フクロウの画像を検索する中でオレンジの瞳のフクロウの画像があり、それを参考にしたんですが、少しは近付けたかなと思います。
瞳の周りの下地のシルバーがはみ出している部分は塗料の乾燥後に修正します。
土台に移ります。
踏んでいる倒木の一部をニューウッドで塗装して変化を付けます。
真ん中にある枝の部分を塗装しました。
角度を変えるとこんな感じです。
脚先にサンイエローでハイライトを入れます。
ハイライト後です。
画像では分かり難いですね。
嘴にもハイライトを入れましたが、こちらも画像では変化が分かり難いです。
倒木にレザーブラウンで所々、筋を入れて変化を付けます。
ノッペリと平坦な感じから変化が付きます。
土台の緑の苔の部分にジェイドグリーンを重ねます。
凹んで奥まった所や影になる部分を除いてジェイドグリーンを重ね塗りしました。
倒木に更に変化つけるため、ウッドグレインで筋や影になる部分を塗装します。
これで倒木に立体感や光・影、木の傷み等の変化が付きました。
オウルベアーはかなり仕上がってきました。
今回はこれで終了です。
オウルベアー&ゴブリン(3) [ZEALOT社]
今回は引き続き、ベースカラーの塗装です。
腕や足、背中などの毛をダークフレッシュトーンで塗装します。
塗装後です。
ここはペタッと塗り潰さないようにモールドに沿って塗装します。
塗装したのは赤みのある茶色の部分です。
次にベースカラーではありませんが、脇の下や腕の下側、足や背中にビーストリーブラウンにブラックを少量混ぜてベースカラーを少し暗く調色したものをシャドウとして塗っていきます。
シャドウ塗り後です。
画像では分かり難いですが、微かに色が異なる部分です。
次に風切り羽根の白毛を施します。
色々ある白のうちどの白にしようか迷ったんですが、真っ白でなく、若干、茶色みのあるボーンホワイトを使います。
塗装後です。
これもペタッと塗り潰さず、風切り羽根1枚1枚を塗るように塗装しました。
羽の筋?も出来るだけ塗り潰さず残しています。
顔や頭の白毛も併せて塗っておきます。
瞳に下塗りのシルバーを塗ります。
シルバー下塗り後です。
何故か、なかなか上手く発色しなかったんですが、3回程重ね塗りした後です。
これが口の中で一番色の暗い部分になります。
次に瞳に黒目を描き込みます。黒目を入れるか迷ったんですが、今回は入れる事にしました。
タミヤアクリルのツヤありのブラックを使います。
描き込み後ですが、左目の形が歪なんで乾燥後に修正します。
足先は猛禽類の足のイメージで仕上げたいんで、ベースカラーとしてフィルシーブラウンで塗装します。
塗装後です。
イメージ通りのベースカラーになりました。
嘴も同じ色をベースカラーにしました。
次に口の中にブラッドリーレッドを重ねてアクセントを付けます。
ゴーリーレッド1色の暗い単調な状態から変化が付いて良い感じになりました。
土台の塗装も進めます。
左足で踏んでいる倒木を塗装します。
ベースカラーにオールドウッドを使います。
塗装後です
左目の黒目を修正しました。シルバーで歪な黒目の形を整えつつ、黒目を再度、塗り直しました。ただ、筆では上手く黒目を塗り直す自信がなかったんで、油性の黒マジックで上から塗ってみました。
まあまあ修正できましたが、コミカルな間抜けな表情になったような気が・・・。
黒目は辞めた方が良かったかなあ。と、ちょっと後悔してます。
とは言え、最初の考え通り進めます。
次に土台に戻って、土台の残りの部分を塗装します。倒木以外の部分は苔むした岩や土のイメージで仕上げたいんでダークグリーンをベースカラーにします。
塗装後です。
ただ、幾ら重ね塗りしても全く色が載りません。
3日重ね塗りした後なんですが、イマイチ発色しません。筆で塗った直後は緑の色が付くんですが、ある程度乾燥すると画像の状態です。
希釈し過ぎたのかかなあ?希釈の度合いは他の色より低いんですが・・・。
それとも、元々、こんな塗料なのか?
一旦、この状態で塗料の乾燥を待ちます。
今回はこれで終了です。