1/48 KV-1(初期型)(10) [HOBBYBOSS]
ブラック＆ホワイト法の下塗りが終わったんで、今回は基本塗装からです。
基本塗装はダークグリーン2にします。
ホワイトを少し混ぜた方が良いかな？と迷いながらですが、瓶のままにします。
希釈は塗料:溶剤1:2です。
下地を塗り潰さないように薄〜く慎重に吹き付けます。まあ、いつもの事ですが・・・。
それで塗装後です。
車体です。
車体はハイライト部分のムラが目立つかなあ。
転輪類です。
これで基本塗装は終了です。
数日してから次は筆塗りで細部塗装です。
まずは排気マフラー、
車体前部機銃の銃身、
砲塔後面機銃の銃身
ファレホのガンメタルグレイで塗装します。
排気マフラーのガンメタルグレイは上に他の色を重ねるので、現時点ではまだ下塗りです。
各銃身はこれで完了です。
下塗り後です。円形の筆塗りは難しいです。
塗り忘れていた牽引ワイヤーの先端、
車体側面の牽引ワイヤー固定用のスプリングフック、
エンジンハッチのスプリングフックを
メタリックグレイで塗装します。
それぞれ塗装後です。
ちなみに排気マフラーのファレホのガンメタルグレイと比べるとメタリックグレイは明るい色合いですね。
排気マフラーを焼けた鉄の感じにするために薄めたウッドグレインを重ね塗りします。
重ね塗り後です。敢えてムラを残した塗り方にします。焼けた感じになりました。
前照灯の下塗りのセミグロスブラックが乾燥したんで、シルバーを上塗りします。
塗装後です。中央に筆跡が出ているんで乾燥してから修正が必要です。
次に弾痕を塗装します。塗装前です。
鉄の地肌としてクロームシルバーを使います。
塗装後です。グリーンの単色塗装の中でアクセントになりそうです。
これはウェザリングの際にもう少し手を加える予定です。
ちなみに前照灯のシルバーにも薄くクロームシルバーを塗って筆跡を消しました。
次に牽引ワイヤーのワイヤー以外の部分を塗装します。
ライトグレイです。
サフと同じような色合いなんで、あまりサフからの変化が分かりませんが塗装後です。
最後に排気マフラーと牽引ワイヤーに少し錆びた感じを付けるために、ライトラストを薄くしたものを重ね塗りします。
左側が排気マフラーの重ね塗り後、右側が重ね塗り前です。重ね塗りによりメタリックのキラキラ感が消えて、錆びた感じが出ます。
牽引ワイヤーの重ね塗り後です。
こちらも錆びた感じが出ました。
これで基本塗装は完了しました。
ドイツ戦車に比べて車外装備品等が少ないんで、割合、あっさり完了です。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(9) [HOBBYBOSS]
今回は、ブラック＆ホワイト法の第四段階からです。
ハイライトのフラットホワイトです。
1：1で希釈したものを吹き付けます。
砲塔は戦車長ハッチや各スコープの上面、砲身基部の上面装甲板、砲身の上面に吹きます。
画像は吹付前です。
吹付後です。
次は車体上面です。吹付前です。
各ハッチ、左右フェンダー、
あとは、車体上部前面、
車体上部後面です。他の部分はあえてハイライトを入れずに残しました。
ここから数日後です。
ハイライトの仕上げです。
エアブラシでは吹けない細かな部分を筆塗りします。
砲塔のスコープ上面
車体はフェンダーのリブの上面です。
それぞれ塗装後です。
最後に濃いグレーを塗り忘れていたパーツを筆塗りします。
塗装後です。
あと、ついでに牽引ワイヤーのワイヤー部分を塗装します。
メタリックグレイにします。
塗装後です。
これでブラック＆ホワイト法での下塗りは完了しました。
砲塔を車体に載せるとこんな感じです。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(8) [HOBBYBOSS]
今回はブラック＆ホワイト法の第二段階からです。
ブラックの次に暗い(濃い)グレーの塗装です。白と黒を1:1で調色したものです。
塗装前の状態です。
車体下部は全体的に。
砲塔の前面と側面は下半分に。
砲塔後面は全体的に。
あと、転輪類は裏側(車体側)を塗装します。
色はこんな感じです。分かり難いかな。
まずは転輪の塗装後です。
左が塗装後、右が塗装前です。
裏側を全て塗装しました。
次は車体下部の塗装後です。
砲塔です。側面、前面は下半分に
後面は全面です。
次は車体上面です。側面を中心に塗装します。塗装前です。
塗装後です。
作業が出来なかった数日間を挟んで、次は第三段階です。
明るい(薄い)グレーです。白13:黒0.5くらいです。これもいつもの以前に調色しているものです。
実際の色はこんな感じです。ガイアノーツのグレイサフより少し暗い(濃い)ぐらいです。
塗装箇所は、砲塔は前面と側面の上半分
上面と砲身の側面です。
ガイアノーツのサフと色の違いがあまり無いんで、やや分かり難いですが、塗装後です。最初に吹いたシャドー吹きの黒の形を整えるのも兼ねて吹きます。
次は車体上面です。塗装前の状態です。
一部に暗いグレイを吹いている所がありますが、パネルライン等のシャドー吹きの黒を整えながら、上面の全体に吹き付けます。
塗装後です。
転輪類は表側(外側)に吹き付けます。
画像は塗装後です。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(7) [HOBBYBOSS]
事前の組み立てが終了したんで、今回から塗装にはいります。
塗装の前に金属パーツにMr.メタルプライマー改を塗ります。
今回はエアブラシで吹き付けました。
金属パーツは、フェンダーのリブ、
牽引ワイヤーのワイヤー部分です。
原液のままエアブラシで吹いたんですが、吹いてる最中に何故か所々、蜘蛛の糸のようなものが出来ました。吹き出されたプライマーが途中で固まって糸状になるんでしょうか？
出来た蜘蛛の糸は手やピンセットで簡単に取り除けるんで、あまり気にせず吹き付けを続けました。
次に、各転輪類の取付部(接着部)にマスキングゾル改でマスクキングします。
画像の緑色の部分が、マスキングゾル改を塗った部分です。
これで下準備が済みましたんで、サフ吹きに入ります。
今回から新たなアイテムを導入しました。クレオスのスーパーブースコンパクトです。
塗装ブースは各社から色々、発売されていますが、私の場合、深夜作業が多いので、吸引力より静粛性を重視しました。
あと、毎回、使う度に設置・片付けをしないといけないんで、設置・片付けが簡単という事も考慮しました。
ちなみにエアブラシの作業場所は玄関で、吸い込まれた空気の吐き出し口は、玄関の扉を少し開けて、そこから出しています。
サフはいつものサーフェイサーEvoです。
サフと溶剤は1：2というのも、いつも通りです。
サフ吹き後です。
メタルプライマー改の蜘蛛の糸の悪影響は無かったようです。無事、エッチングパーツにもキチンとサフがのっています。
サフが乾燥してから、1500番の紙ヤスリで表面のザラザラを均しておきます。
その後、上から光を当てて、光のよく当たる部分や影になる部分など、明るい部分・暗い部分を確認します。
ここからは次の日の作業です。
塗装はブラック＆ホワイト法で進めます。
一番暗くなる部分にフラットブラックを吹きます。希釈は塗料と溶剤が1:1です。今回は、ブラック＆ホワイト法は全て1:1にします。
ブラック塗装後です。
車体はフェンダー裏、サスペンション取付部周囲、パネルラインです。
車体上面です。
各パネルラインと各ハッチ周囲、フェンダーリブあたりです。
砲塔です。
砲塔下面、パネルライン、ハッチ等の周囲です。
このままブラックを乾燥させます。
次に、履帯の塗装です。
ダークアイアンです。これもいつも通り。希釈は1:1です。
塗装後です。
これで乾燥待ちです。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(6) [HOBBYBOSS]
組み立ても終盤に差し掛かってきました。
今回は、牽引ワイヤーの作製からです。
パーツはこんな感じです。ワイヤー部分は金属線です。
ワイヤー部分を3cmでカットして、瞬間接着剤でプラパーツに接着します。
作製後です。
車体前面の牽引ワイヤーの引っ掛け部をライナーから切り離して、ゲート処理をしておきます。塗装後に牽引ワイヤーと一緒に車体に取り付けますんで、現時点では、車体に取り付けません。
必要な組み立ては概ね終了しました。
今回は、ドイツ軍との激戦を潜り抜けた歴戦の車両という設定にしますんで、射撃を受けた弾痕を施します。
3号戦車の50㎜砲弾が着弾し、跳ね返した跡という設定です。
作業前です。
まず、車体前面装甲板に2ヶ所施しました。
左側は直撃跡を、右側は上端から上にかけて逸れた跡にしました。
作業としては、左側はドリルを、右側は棒ヤスリを使いました。
次は砲塔前面です。作業前です。
こちらも左側に直撃弾跡を、右側に上端から上に逸れた跡を施します。
作業後です。
最後に、各機銃を取り付けます。
車体前部機銃です。
砲塔後面の機銃です。
これで、塗装前に必要な組み立ては完了しました。
砲塔を車体に載せるとこんな感じです。
中々、良いスタイリングではないでしょうか。
塗装が楽しみです。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(5) [HOBBYBOSS]
今回は、履帯の接着剤が硬化しましたので、左右のフェンダーの取り付けからです。
まず、フェンダー上面に装備品を取り付けますんで、取付穴を4箇所開けます。
穴の場所はキチンとガイドの凹みがあるんで判りやすいです。
ピンバイスで穴開け後です。
左右それぞれに装備品を取り付けて、
履帯を取り外してから、フェンダーを車体に取り付けます。
フェンダーの接着剤の硬化を待つ間に、砲塔を続きを進めます。
砲身、砲身基部、防盾上面装甲板を取り付けます。
取付後です。
砲身は一本物でキチンと発射口が開いた筒状になっています。
ここから作業日が変わります。
砲塔上面を続けます。
潜望鏡2ヶ所とベンチレーター4ヶ所を砲塔上面に取り付けます。
取付後です。
次は砲塔後面の機銃です。
銃身を銃身基部に取り付けます。
下手に触ると銃身が斜めに付いた状態で固まるので、このまま暫く置いておきます。
その間、砲塔上面のハッチを取り付けます。
ハッチはどれも開いた状態を再現できるようになっていますが、戦車兵フィギュアが無いんで、全て閉じた状態にします。
銃身が固まったんで、機銃台座に取り付けます。
作業中に手を引っ掛けたりして、機銃を破損しても嫌なんで砲塔への取り付けは後にします。
次に、砲塔上面の両側に取手を取り付けます。
取付後です。角度に気を付けて取り付けます。
ここからは更に翌日の作業です。
付属のエッチングパーツの取り付けです。ちなみにエッチングパーツの使用は初めてです。
このうち、1と2のパーツを使うようです。
まずは2のパーツです。
パーツは下にガラスマットを轢いて、デザインナイフで切り出します。
フェンダー先端の補強用リブらしきパーツです。
取付後です。取付には瞬間接着剤を使います。
次は1のパーツです。これもフェンダーの補強用リブのようで、片側5個、計10個あります。
取付後です。位置決めの凹モールドがあるんで取付は簡単です。
次に車体側面に何かの固定用スプリングフックを取り付けます。
取付後です。
フェンダー上の装備品の最後は収納箱です。右側に2個、左側に1個の計3個です。
取付後です。このあたりもサクッと完了です。
今回はこれで終了です。
1/48 KV-1(初期型)(4) [HOBBYBOSS]
今回は、車体の続きからです。
車体の隙間を埋めた瞬間接着剤が硬化したんで、ヤスリ掛けして均した後に車体各部の細かいパーツを取り付けます。
車体前面の操縦手視察孔、車体前部機銃下の跳弾ブロック等です。
取付後です。
次は操縦手ハッチの取り付けです。
ハッチ、ハッチ基部、ヒンジの3つのパーツです。
取付後です。
次はエンジン吸気口カバー、車体後面パネルや排気マフラー周りの遮熱板の取り付けです。
取付後です。
次は、車体後面の牽引ワイヤーの引っ掛け部です。
取付後です。
次は、何かの排気口とエンジンハッチの開閉用スプリング(？)を取り付けます。
排気口は車体上面から横向きに出ています。
次は、車体前面のスコープと車体上面の後側の円形ハッチです。
スコープの取付後です。
円形ハッチです。
円形ハッチの取付後です。
次は車体前面機銃です。
機銃の銃身から取付基部まで3つのパーツから構成されます。
機銃の組立後です。ただし、現時点では車体へはまだ取り付けません。
次に車体後面の牽引ワイヤーの引っ掛け部を基部に取り付けます。
ただし、嵌め込むだけで接着はしません。
取付後です。
履帯の組み立てに向けて、R部分の位置極めパーツを組み立てます。
二つのパーツを貼り付けます。
貼り付け後です。ドライブスプロケット周りとリターンローラー周りの2つ組み立てます。形状はどちらも違いが無いようです。
ここからは作業日が変わります。
履帯の組み立てに入ります。
まず、各転輪類を車体に仮留めします。
仮留めには、いつものようにひっつき虫を使います。白い練りゴムのようなものです。
ドライブスプロケット、リターンローラー、転輪、サポートローラーを取り付けます。
履帯は部分分割式になっています。中央付近に押出ピン跡がガッツリ2箇所あるんで、ゲート処理と併せて、押出ピン跡も消す必要があります。
ゲート処理＆押出ピン消しの後です。
ただし、全て押出ピン跡を消すのは大変なんで、完成後に目に付く部分だけ消す事にします。省力化です。
履帯の各パーツはこんな感じです。
履帯の組み立て後です。
ちなみに履帯は後で取り外せるように、全周は繋いでいません。現時点では塗装に備えて、履帯の形付けるだけの仮組みです。
ちなみに説明書に1箇所誤りらしきものが・・・。
説明書では、履帯下側のB3×2という部分ですが、説明書のままだとどうしても1個分長さが足りません。ここを3個にすると無事、無理なく繋がりました。
試しに砲塔を車体に載せてみました。
段々、それらしくなってきました。
今回はこれで終了です。
