1/48 4号戦車H型(18)[タミヤ]
今回はスミ入れの続きからです。
スミ入れ塗料が乾燥したんで、余分なはみ出し分をエナメル塗料用溶剤を含ませた綿棒で拭き取ります。
拭き取りには、頭の部分が細く尖っている綿棒が便利です。
作業途中の画像はありませんが、各部の拭き取り後です。
これで各部のモールドや凹凸部分にメリハリが付いて、全体的に立体感が増します。
キューポラハッチ裏の3ヶ所の丸い押出ピン跡は上手く消せそうに無かったんでスルーしてます。
ここからは翌日の作業です。
ウェザリングに入るんで、油彩(油絵具)の出番です。
まずは塗装の退色表現です。
画像の左から順に、バーントアンバー、テールベルトオペイク、イエローオーカー、パーマネントイエロー、バイレットグレイになります。濃い茶色系、緑色系、明るい茶色系、黄色系、紫色系というところです。
車体後部の作業前です。
濃い色を下側に多く、明るい色を上側に多く、という感じで各色を点付けします。
溶剤(オドレスペトロール)を含ませた筆で、油絵具を重力方向(上から下)に薄く伸ばしながら拭き取ります。
拭き取り後です。画像では分かり難いですが、表面の塗装が少し褪せたような質感に変わります。
車体側面の点付け後です。
拭き取り後です。変化が分かり難いですね。
車体前面の点付け後です。
拭き取り後です。
上面の平らな部分は、基本的には筆を円を描くように動かして拭き取ります。奥まった角になる部分などは、前後や上下など、ケースバイケースで筆を動かします。
車体上面の点付け後です。
拭き取り後です。クリアーを吹いた際に所々出ていたツヤが全体的に落ち着いて、均一な質感になりました。
シュルツェンの点付け後です。
拭き取り後です。
砲塔の作業前です。
点付け後です。
画像を撮り忘れてしまったんで、拭き取り後の画像はありません。
あと、戦車長をバーントアンバーで軽くウォッシングしておきました。クリアーのツヤが消えて、少し立体感が増しました。
今回はこれで終了です。