1/48 NASHORN(7)[タミヤ]

今回は、車体側面の冬季迷彩の塗装剥がしからです。

ケープ液の上のフラットホワイトの塗膜を水を含ませた硬めの筆で擦って剥がします。

染み込んだ水がケープ液の層を溶かして、その上にある塗料の層ごと剥がしていくという塩梅です。

まずは、ドライブスプロケットからです。

画像の左側が作業前、右側が作業後です。

比較的、簡単に塗料が剥がれていきます。実際に塗料が剥がれているんで、自然な仕上がりになります。

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両側とも作業後です。剥がし方は、エッジから始めますが、特に法則等は定めず、ランダムです。
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転輪の作業後です。転輪の外周部分はゴム部分になるので、中央のホイール部分のみ剥がしてます。

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リターンローラーとアイドラーホイールの作業後です。
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車体側面の作業前です。

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左側面の作業後です。
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右側面の作業後です。
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エッジからは自然な感じで剥がせるんですが、広い部分でエッジから離れた箇所を自然に剥がすのは、中々、難しいです。

 

車体後面の作業後です。剥がしは控えめにしてます。

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次は、転輪類の外周のゴム部分を塗装します。

エアブラシでラバーブラックを吹き付けます。

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ホイール部分を円形のマスキングテープでマスキングします。
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リターンローラーも中央をマスキングします。

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それぞれ塗装後です。

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転輪のアップです。当然と言えば、当然なんですが、マスキング無しでの筆塗りより塗装の境目がシャープに仕上がります。
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リターンローラーの塗装後です。
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これで塗料の乾燥を待ちます。

 

ここからは翌日の作業です。

排気管を塗装します。

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手順はいつも通りに進めます。ファレホで筆塗りです。

まずは、ガンメタルグレイで下塗りです。
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片方の塗装後です。多少のムラは気にせず、ざっと塗っていきます。

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ガンメタルグレイの乾燥を待つ間に履帯に細工をさします。履帯の中央の突起部分にナチュラルスティールで塗装剥げを施します。

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作業前です。

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かなり薄めたナチュラルスティールをドライブラシのように履帯中央部分に擦り付けます。

作業後です。中央部分が若干、塗装が剥げて金属が露出した様な感じになります。
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反対側も完了です。

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排気管のガンメタルグレイが乾燥したんで、薄めたウッドグレインを重ね塗りします。

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これもムラは気にせず、全体的にざっと塗装します。これで、熱で焼けた様な感じになります。
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ウッドグレインの乾燥を待つ間に予備履帯のホルダーを塗装します。

念のため、履帯部分はマスキングしました。

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ダークイエロー2です。

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塗装後です。塗料のはみ出しも無く、良い感じです。

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次に、排気管の仕上げです。ダークラストを使います。ポンポンと筆を置く様な感じで全体に塗っていきます。

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画像の上側がダークラスト塗装前、下側がダークラスト塗装後です。それまで少しあったキラキラ感が無くなって燻んだような質感になります。
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両方とも完了しました。
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ここからは、更に翌日です。

排気管を車体に取り付けます。

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左側面の取付後です。
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右側面のやや後方から見た状態です。
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中々、良い感じです。

今回は、これで終了です。