1/72 三式戦 飛燕(丁)(6)[ハセガワ]
さて、今回はようやく塗装フェイズだ。まずはサフ吹きだ。
と思っていたんですが、どうしても「妖怪パーツ隠し」に隠された燃料冷却器が気になってそのままにできず、何とか再生してみる事にします。
ちなみに燃料冷却器はプロペラの下の丸いパーツです。
現状は燃料冷却器の取付穴が残っています。
図面ではこれぐらいの大きさです。
胴体への取り付けには以前にT34/76の際に使った0.8㎜のアルミ棒を使います。この方が取付強度が確保できると思います。
試しに取付穴に差し込んでみると、若干余裕がありますがサイズは問題ありません。
パーツはランナーの枠部分を使います。
ランナーにピンバイスでアルミ棒の取付穴を開けます。
穴が開いたらアルミ棒を瞬間接着剤で接着します。
その後、適当な大きさでランナーから切り離します。
一旦、仮組みして様子を見ます。少しオーバーサイズかもしれませんが、良い感じになりそうです。
両側の切断面をフラットに、側面のパーティングラインを消してパーツを整形します。
次は正面を筒状に加工します。
ドリルで少し凹ました後、スピンブレードで平な凹みを作ります。
こんな感じで凹みが再現できます。
画像の上側の縁が切れていますが、それは後で接着剤で切断部分を接着します。
次は側面に段差を付けるため、ヤスリで削ります。縁の切断部が白化して目立ちますね。
縁の切断部分を流し込みの接着剤で接着しました。白化部分も目立たなくなりました。
胴体に取り付けます。
まあまあ良い感じになりました。
前方からみてもおかしな感じはしませんね。
無事、リカバリーも出来たと思いますんで、今回はこれで終了です。