1/72 三式戦 飛燕(丁)(5)[ハセガワ]
今回は、スジ彫りの続きからです。
ちなみにスジ彫りにはガイドテープを使うと作業がしやすいです。
使い方としては、スジ彫りするモールドに合わせてガイドテープを貼って、
テープの縁に合わせて、ある程度、溝が出来るまで力を入れずに何度も軽くケガキます。
ケガキ針が逸れない程度に溝が深くなったらテープを外します。
後は、引き続き、スジ彫りを続けて完了です。
こんな感じでケガキ針が逸れやすい浅いモールドはスジ彫りしていきます。
両翼のスジ彫りが終了しました。
後は、胴体や機体下面を順に続けます。
この後、なかなか作業時間がとれず、数日間かかりましたが、よくやく全体のスジ彫りが終了しました。
ちょっとスジ彫りし過ぎて、モールドが五月蝿いかなあ。と思いつつ。ですが・・・。
次に、プロペラ、スピナー、燃料冷却器を切り離してゲート処理します。
プロペラの下の円形のパーツが燃料冷却器です。
プロペラとスピナーを仮組みするとこんな感じです。良い感じです。
次に燃料冷却器を胴体下面に取り付けますが、ここでトラブル発生です。
我が家にはプラモデル 作りの大敵、「妖怪パーツ隠し」が隠れているようで、燃料冷却器の取り付けの際も現れました。ピンセットで掴んでいた燃料冷却器を飛ばしてしまい、いくら探しても見付かりません。どうやら「妖怪パーツ隠し」に隠されてしまったようです。
我が家では、この「妖怪パーツ隠し」のお陰でパーツを飛ばしてしまうとほぼ確実に無くなってしまいます。困ったものです・・・。
で、次にキャノピーを切り離して、胴体との合い具合を確認します。
隙間やズレは無くOKですね。
ここからまた数日後です。
キャノピーのマスキングです。
今回のキャノピーのマスキングは、窓枠に沿って1㎜幅のマスキングテープで縁取りし、テープで囲まれた中央部にマスキングゾル改を塗る作戦でいきます。
まず、こんな感じで細かくカットしたテープで縁取りしていきます。
ふうっ。2時間程掛かってようやく2/3程出来ました。
後は、反対側の側面と前端の下側(マスキング済の三角窓の下側)です。
比較的簡単な形状ですが、それでも時間が掛かります。
ここからも更に翌日の作業です。
反対側や前端下部もテープ貼りは終了です。
裏側もマスキングしておきます。
合わせてコクピットもマスキングしておきます。
ここからはマスキングゾル改の出番です。
キャノピーのマスキングテープの隙間をマスキングゾル改で仕上げます。
他には翼端灯、
パイロンや主脚の接着部分をマスキングします。
これで塗装前に必要な作業は済みました。
今回はこれで終了です。