1/24 フェアレディZ S30Z(13) [フジミ]
車内やシャシーの組み立てが完了したんで、今回からボディに戻ります。
ちなみにボディにクリヤーを吹いたのが3/26なんで約3週間程経過しました。流石に研ぎ出し出来るくらいにクリヤーは乾燥しています。
それで、ボディの研ぎ出しに入ります。
研ぎ出しは定番の方法で進めます。
まず、Mr.ラプロスで水研ぎします。
6000番→8000番の順です。
水研ぎ前の現状です。
エッジの部分など塗装が剥げる事がないように注意しながら研いでいきます。力を入れず軽く研ぎます。
6000番で水研ぎ後です。
表面に水が付いているんで滑らかに見える部分もありますが、一旦、表面からツヤがなくなります。
一度、流水で表面の削りカスを流して綺麗にしてから8000番で水研ぎします。
8000番で水研ぎ後です。
ツヤはまだまだ戻りませんが、6000番より表面の研き傷はマシになります。
ここからはコンパウンドの出番です。
タミヤコンパウンドの荒目→細目→仕上げ目の順に磨いていきます。
1段階磨き終わる度に、流水でモールドに残ったコンパウンドのカスを洗い流します。
荒目で研磨後です。
まだまだツヤは出ませんが、研き傷がかなり減って表面が綺麗になりつつあります。
細目で研磨後です。
この段階になるとツヤも出てきて表面がツルツルになってきます。磨き傷も殆ど無くなります。
ボディへの写り込みもかなりクリアにハッキリしてきます。
この画像は分かり難いですがボンネットにコンパウンドのチューブが縦に写り込んでいます。
次は仕上げ目での研磨後です。
画像では細目後と違いが分かり難いですが、かなりスベスベ、ツヤツヤになりました。
写り込みもハッキリクッキリしています。
肉眼でコンパウンドチューブの文字も充分読み取れるくらいです。
ボディ磨きをかなり進みましたが、ここで各ウインドウ周りのメッキモールを塗装します。
これも定番だと思います。4ARTIST MARKERのシルバーを使います。今回、初めての使用です。
ざっと塗ってみました。
初めてであまり上手く塗れてませんが、メッキ感はまあまあ出ますね。
塗料がはみ出している部分は乾燥後に拭き取ります。
あと、サイドウィンカーと
フロントバンパーのウインカーとフォグランプにも下塗りとして塗っておきます。
作業出来ない日が数日続きました。乾燥しているんで、スミ入れします。
スミ入れはMr.ウェザリングカラーのブラックを使います。
スミ入れ後、はみ出した塗料を拭き取る際に消えてしまった4ARTIST MARKERのシルバー部分と元々はみ出していたシルバー部分をリタッチします。
ちなみに4ARTIST MARKERの拭き取りはエナメル溶剤、Mr.ウェザリングカラー溶剤のどちらでも可能です。
次に4ARTIST MARKERはエナメル系塗料で塗膜が弱そうなんで、表面をファレホのグロスヴァーニッシュでコートしておきます。
筆塗りでコート後です。
あまりアップは耐えれない出来栄えですが、まあ仕方ありません。4ARTIST MARKERを使ったのは初めてなんでこんなもんでしょう。
ここで残念な点が・・・。
指紋や傷が付かないようにティッシュでボディを包んでウインドウモールを塗装したんですが、指で押さえていたフェンダー部分にティッシュの跡が付いてザラザラになっています。
運転席側のドアにはクッキリと指紋が・・・。
こんな感じでボディの所々に指紋や小傷が付いているんで、コンパウンドでの研磨をやり直す必要があります。
乾燥期間を3週間とってもまだこんな感じです。
今までタミヤの水性アクリルクリヤーで頑張ってきましたが、これが限界でしょうか。
カーモデルのボディ塗装やクリヤーは皆さんラッカー系を使っているのはこの辺りが理由でしょうか。塗膜が弱い。
グロスヴァーニッシュの乾燥を待つ間、リアのライトカバーを塗り忘れているのに気付いたんで塗装します。
透明部分はマスキングします。
ファレホのクリヤーレッドで塗装します。
塗装後です。
次はクリヤーオレンジです。タミヤの水性アクリルです。
クリヤーオレンジ筆塗り後です。
マスキングテープを剥がして外側から見るとこんな感じです。
塗料のはみ出しは乾燥後に修正します。
今回はこれで終了です。