1/48 3号戦車L型(15)[タミヤ]
今回は最後の仕上げの作業になります。
まず、砲身先に射撃時に発生するススを再現します。
ウェザリングマスターBのススを使います。
付属のスポンジで砲身の先端部に擦り付けます。やや分かりにくいですが、黒いススが付いた状態になりました。
次は各部の塗装剥げの再現やエッジを強調します。
ウェザリングマスターCのシルバーを使います。
作業前です。場所としては、砲塔では、砲塔本体、防盾、キューポラ、各ハッチ、車体では、前部装甲板、取付部品、キャタピラの地面に接触する部分です。
基本的には、角になる部分全てです。
付属のブラシで擦り付けていきます。
作業後です。各部のエッジが立って、立体感が増しました。
最後に泥、土汚れの追加です。
乗員が乗り込む際に付いた泥、土汚れのイメージです。
ウェザリングマスターAのマッドを使います。
まずは車体の運転手ハッチに向けた導線をイメージして汚れを付けます。フェンダー前部になります。付属のスポンジで擦り付けます。
次に砲塔への導線の汚れです。
車体側面から砲塔上面の取手、キューポラへ繋がる導線のイメージです。
汚し前です。
汚し後でこうなります。
全体の終了後です。こんな感じになります。
最後に、クリアコートを吹きます。
簡易塗装ブースを準備します。室外の深夜作業なので、非常に寒いです。
トップコートのつや消しを使います。
持ち手を付けて、車体下側からスタートです。
下側が乾くのを待つ間に砲塔を吹きます。
下側が終了したら、持ち手を付け替えて、車体上面です。
完了しました。室内で確認します。
良い感じで仕上がりました。
前回作成したタイガーⅠと比べてみます。
タイガーⅠの方が一回り程大きいです。
基本的には、タイガーⅠと同じように仕上ましたが、黒のウォッシングを加えているので、当然ながら、今回の方が色合いが暗く(黒っぽく)なっています。3号戦車のサイズならこれぐらいの方が重厚感が増す感じがします。
泥のウェザリングもやや強めになっています。
今回はキャタピラの接着部の浮きとパーツの紛失で反省点がありますが、まあ良い出来だと思います。初心者レベルですが・・・。