1/72 零式艦上戦闘機21型(4)[ハセガワ]
キャノピーのマスキングの続きです。
現状はこんな状態です。残りはキャノピー前部のみですが、形が難しいです。
マスキングテープでは作業しにくいのでこんなものをマスキングに試してみます。今まで、塗装の際の持ち手の固定に使っていましたが、マスキングには初めてです。
実物は練り消しのような感じです。
小さく千切って貼り付けてから伸ばして形を整えます。これでマスキング完了です。
マスキングテープより直線部分が綺麗な直線にならない、角の部分が綺麗な角にならない等の使いにくさがありますが、それなりには出来ています。作業に慣れてくれば上手く使えるようになるかもしれません。
塗装に向け、コクピット内部のマスキングと各パーツを持ち手に固定します。
サーフェイサー吹きです。いつものようにガイアノーツのサーフェイサーEVOのグレイです。サフと溶剤を1:2で希釈した物を吹きます。
サフ吹き後です。
次に塗装に入ります。
ブラック&ホワイト法で進めていきたいと思います。航空機に適した塗装法かは分かりませんが試してみます。
基本塗装を明灰白色にするので、一番暗くなる部分は黒ではなく、濃いグレイにします。黒だと濃くなり過ぎる気がしたからです。
白と黒を2:1で調色したものを、塗料と溶剤を1:1で希釈して吹き付けます。
主翼と尾翼の付け根にシャドー吹きします。シャドーの幅が広い・揃ってない、という状態ですが、後で修正しますので、取り敢えずこのままです。
次にやや明るいグレイです。
白をかなり多く、黒を少しだけ混ぜたものです。白13:黒0.5くらいで調色したものです。希釈は塗料:溶剤を1:1です。
機体下面と機体上面のシャドー吹き周辺です。
胴体側面は後ろ半分くらいに吹きます。
次はハイライトとして、白(フラットホワイト)を吹きます。1:1で希釈したものです。
胴体上面に吹き付けます。
下地の塗装が完了しました。
今回はこれで終了です。