1/20 FIAT 131 ABARTH RALLY(16)[タミヤ]
今回は、車内や各パーツの塗装の仕上げです。
ここでクリアー吹きをどうするか少し悩みました。YouTubeにアップされている作成動画を見ても車内のパーツにクリアーを吹いているものはありません。
車内のパーツをはじめ、足廻りのパーツ等にクリアーを吹かないのが一般的なのか、それとも単に動画編集上、カットされているだけなのか判断が付きません。
どの動画でもクリアーには触れられていないんで、クリアーを吹かないのが一般的な感じもします。
さて、ここで私はどうするかですが、以下の考えで進める事にしました。
①タミヤアクリルで塗装したツヤ消し色部分は
質感アップ(デカールを貼った部分はデカー
ルの保護も兼ねる)とその後の質感統一のた
め、ツヤ有クリアーの後、ツヤ消しクリアー
アーでトップコート(ツヤ有クリアーの下塗
りは無し)
③フラットブラックで仕上げる外装パーツはフ
ラットクリアーでトップコート(ツヤ有クリ
アーの下塗り無し)
④フラットブラックで仕上げる部分で黒サフの
まま仕上げる部分はクリアーのトップコート
無し
①は今まで戦車で使ってきた手法です。塗装したままでは質感に不満のある部分に行います。ドライバー・ナビゲーターやシート、ヘルメット置き?、消火器です。
②〜④は質感と省力化のバランスを考えてです。②はドア内張、アンテナ基部、ワイパーです。③はリアパネルのパーツ、④は残りのパーツで省力化がメインです。
前置きが長くなりましたか、クリアー吹きはこんな感じで進めました。ただ、作業中の画像はありません。
次に、メーターの仕上げです。
デカールの上にツヤ有クリアーを塗ってコートします。希釈無しの所謂、ビン生です。
これはデカールの保護と透明のメーターカバーの再現のためです。ちなみにYouTubeで作成動画をアップされている諸先輩方のパクリです。
作業後です。画像では変化が分かり難いです。
最後にツヤ有で仕上げるパーツにファレホのグロスヴァーニッシュでツヤ出し処理をします。
ラジエーターファンです。現状です。タミヤアクリルのツヤ有クリアーを吹いてありますが、まだツヤ不足です。
グロスヴァーニッシュを塗った後です。
良い感じのツヤが出ました。ちなみに塗装保護の効果もあります。
消火器のツヤ出し後です。
ドライバー、ナビゲーターのヘルメットのツヤ出し後です。
ちなみに、ドライバー、ナビゲーターはこんな感じで仕上がってます。
良い質感で仕上がったと自画自賛しています。
こちらは、クリアー→フラットクリアー(トップコート)の前の状態ですが、塗装にカサカサ感があります。
最後に、フラットホワイトで塗装したスイッチとシルバーで塗装したコンピュータをツヤ出しします。画像はツヤ出し後です。
小さなパーツでツヤ有で仕上げ場合はファレホのグロスヴァーニッシュは非常に便利です。
エアブラシを使う程では無い大きさのパーツに対して筆塗りで仕上げれるので、今後は重宝しそうです。
今回は、これで終了です。