1/48 M4A3E8シャーマン(13)[タミヤ]
今回からウェザリングに入るのですが、まず前段階として、デカールや塗装面の保護と表面を滑らかにするためにクリアーを吹きます。ツヤ消しでないツヤ有りクリアーです。
クリアー吹き後です。
これで表面が円滑化され、スミ入れやウェザリングの際に余分な塗料が拭き取りやすくなります。
見た感じの質感もアップします。
クリアーが乾燥したんで、スミ入れをします。
スミ入れ塗料のブラックを使います。
パネルラインや各部の引っ込んだ所にスミ入れします。充分、薄められているんで、そのままスミ入れします。
スミ入れ後です。
スミ入れ塗料が乾燥したら、余分なはみ出し部分を溶剤で拭き取ります。
砲塔上面の拭き取り前です。
手前のハッチ周りにはみ出しがあります。
拭き取り後です。手前のハッチ周辺のはみ出しが分からなくなりました。
車体も同じように拭き取ります。
これで全体的に立体感が出てきました。
次に、油彩で塗装の退色表現を行います。
今回は、左からバーントアンバー、テールベルトオペイク、イエローオーカー、パーマネントイエロー、バイオレットグレイです。
車体前面と後面に各色をランダムに点付けします。
数分程、時間をおいてからオドレスペトロールで湿らせた筆で絵の具を伸ばしながら拭き取ります。
拭き取り後です。垂直面なんで、基本的に筆を上から下に動かして拭き取ります。
画像では分かりにくいですが、色に深みが増します。
次は、車体側面と車体上面です。
同じようにランダムに点付けして、
拭き取ります。車体上面などの水平面は筆で円を描くように拭き取ります。
拭き取り後です。
次は砲塔です。
砲塔は砲身から上面・側面など全体を一気にやってしまいます。
拭き取り後です。
あと、戦車長ですが、現状では上着の色が明る過ぎるのと平面的なんで、バーントアンバーで軽くウォシングします。
ウォッシング後です。
色合いが落ち着き、影やシワの感じが出てきました。
戦車長はこれで完了にします。
次は砲塔機銃です。
バーントアンバーでウォッシングします。画像は分かりにくいですが、ウォッシング後です。
今回はこれで終了です。