1/72 五式戦(14)[FineMolds]
今回は、スミ入れした塗料の拭き取りからです。
まずは機体下面からです。
現状はスミ入れしてから数日が経過してますんで、塗料が完全に乾燥してます。
モールドからはみ出た塗料をエナメル塗料用溶剤を含ませた綿棒で拭き取ります。拭き取りは綿棒以外に筆を使う方法もありますが、今回、細い綿棒を使います。
画像は右翼が終了した状態です。
機体下面の全体が終了しました。
完全に均一に拭き取らずに、ややムラが残るようにしています。
次は機体上面です。
拭き取り前です。
拭き取り後です。
ただ、この画像では全く違いが分かりませんが、一応、終了してます。
スミ入れの最後は増槽と対空用タ弾の拭き取りです。画像は拭き取り後です。
ここから更に数日後です。
スミ入れが終了したんで、ウェザリング に入ります。
油彩(油絵具)を使います。
左からイエローオーカー、バーントシェンナ、コバルトブルー、ローアンバーです。黄色、赤茶、濃い青、黒っぽい茶という感じです。これで塗装の退色表現を施します。
まず、胴体下面に4色をランダムに点付けします。
この後、ペトロールで湿らせた筆で絵具を薄く伸ばしながら拭き取ります。
このあたりは、戦車の退色表現の方法と同じです。
胴体を拭き取った後です。
同じ要領で右翼(画像では向かって左側の主翼)にも行います。
次は左翼で作業後です。
水平尾翼まで済みました。
機体下面が終了したんで、乾燥を待つ間、プロペラブレードとスピナーにも退色表現を施します。
画像は作業後です。塗料のツヤが落ち着きました。
次に増槽です。画像は作業後です。
ここから翌日の作業です。
機体上面に移ります。
まずは胴体に絵具を点付けして
薄く伸ばしながら拭き取ります。
作業後です。他の部分もそうですが、実物が非常に微妙な変化なんで、スマホのカメラの画像では、全く違いが分かりませんね。
次は右翼上面です。同じ様に絵具を点付けして、
作業後です。
左翼、尾翼が済んで、上面も終了です。
これで一通り退色表現が終了しました。
今回はこれで終了です。